今年のまとめは、今年のうちに(2022)①早いもので、今年もあと一週間を切ってしまった。まだ今日このあとも取材があったりするので、年末な雰囲気は感じられないのだけど、ここで1年を振り返っておこうと思う。今年は、自分的には4月に生涯初めての自動車を買ったのがとても大きな出来事で、ここを境にいろいろなことが転がりだしたように思う。それまでは車が必要な時はカーシェアを利用していたが、より自由にいろんな場所に行くようになった。信州も、以前は富士見町と東京の往復だけだったのが、伊那方面や佐久方面など、さまざまな土地に行ってみることが楽しみになった。人間こうも変わるものだと、自分でもびっくりだ。不思議なもので、そのあたりから仕事も忙しくなってきて、絶えず何かしらの案件を抱えていたのだが...2022.12.27 00:39振り返り考える雑感
家の中が空っぽになり、やっとスタートラインに ―― 古民家再生について③先週は、今年最後の信州であった。ニュース等でご存知のとおり、日本海側は稀にみる大雪で、その影響で長野県も雪が降り、寒さもとても厳しかった。そんな中、茅野市笹原の家の片づけ、残家財の処理は大詰めを迎えたのであった。2022.12.25 11:56古民家カントリーボックス信州信州考えるリノベーションリフォーム笹原の家笹原茅野市
富士見町・蔦木宿の町屋北杜市方面から国道20号(甲州街道)を下り、富士見町に入ってすぐのところに、蔦木宿がある。甲州街道43番目、信州に入って初めて現れる宿場町だ。現在でも往時の雰囲気を偲ばせるような雰囲気がここかしこに残っている。2022.12.18 23:00富士見町カントリーボックス信州物件紹介信州訪ねる不動産
サウナの会話。「おっす」「よぉ」「寒くなったねぇ」「この2~3日で特になぁ。雪も降ったし」「山のほうだとさ、こたえるんだわ。風がもうさ、いてぇんだよな。一番塚ってとこから向こうに行くと、もう雪が消えねぇんだよ。辛いよな」「そうかい」「ウチとか余裕ねぇから薪ストーブとか買えねぇしな」「ウチも電気ストーブなんだけどさ、なんか違うよな。近くに行かねぇと暖かくねぇし」「近所の家は結構薪ストーブにしてるみたいでさ、みんな煙突つけて、煙が出てんの」「薪ストーブでもいいやつになるとさ、薪を燃やし尽くすみてぇだな」「おぉよ。薪をどうすっかってのも問題だよなぁ」「自分で割れればいいけどな」「この辺だと●●さんがカラマツやってっから。この前も誰か薪やってる人いないか...2022.12.17 23:00温泉信州雑感
ギターの練習について①「ギターを手にして音を出した瞬間、『これで僕の世界を表現できる!』と思ったんだ」10年ほど前、とあるギタリストのインタビューで聞いた言葉。ギターを弾く人、ひいては楽器を演奏する人だったら、この言葉に代弁されるような気持ちを、一度は抱いたことがあるのでは……なんて思ったりする。楽器を演奏することの醍醐味のひとつは、ここにあるのだと思う。ちょうと上の取材をした頃、「四十の手習い」を地で行くように、ギターを始めた。3.11があったばかりで、世の中は不安な空気に包まれていた。何かを我慢している暇はない。そんな気分だった。だから、ギターを始めた。もうひとつ言えば、音楽系の雑誌の仕事をしていて、ドレミもわからないのはどうしたものか……という思い...2022.12.12 23:00動画ギター考える
いま挙がっている3つのアイデア ―― 古民家再生について②笹原の家の運用について、現在挙がっているアイデアについて、考えていきたい。●集落の暮らし、および古民家での暮らしが体験できる一棟貸しの宿●集落の人々が利用できるオープンキッチン●ちょっとした日用品を扱う小商いの店2022.12.11 23:00
古民家の残家財を片付ける ―― 古民家再生について①茅野市の笹原集落にある家は、現在、残家財の処理をセルフでできるところまで済ませた状態なのだが、ここまで来るのは、なかなかに骨の折れる作業だった。その様子を、少しだけ。。2022.12.11 01:00リノベーション笹原の家笹原茅野市
ストレスをなくすことについて自分の、雑誌の編集についての仕事について、考えてみた。「編集」とひと言でいっても、状況によってその意味は微妙に異なる。「どういうものを作ろうか」というアイデアをまとめるのは編集「企画」だといえるし、企画したものを作るために取材をして、素材を手配したり原稿を整理したり、校正をしたりというのは、編集「作業」というのだと思う。「企画」したものを「作る」。これはどのような仕事にも共通する課程ではなかろうか。さておき。よく「編集もできるんだったら〝込み〟でやってよ」みたいな話があるが、その場合の編集とは、たいがい「作業」のことではないか。加えて、企画を実現するために著者にお願いをしたり、取材の日時を決めたりスタッフィングをするなどの「調整」も...2022.12.10 01:00考える学ぶ雑感life
築100年の家が持つ可能性について「あの笹原の家、買ったんだ」関越自動車道の上里サービスエリアでコーヒーを買い、東京の渋滞に備えようとしていた時に、義父からの着信があったことに気づいたのである。今年8月のことだ。私はといえば、研究と称して小諸に今年オープンしたワーキングスペースを訪ね、上田に泊まり、東御で山が見える温泉に入ったりなどした後、東京に戻る途中だった。義父は、20年ほど前に湘南から長野県諏訪郡富士見町に移住し、不動産会社「カントリーボックス信州」を営んでいる。私も宅建を取得したので、何とか手伝いをしたいが、東京での仕事も抱えているので、そのバランスをどう取って、どのような形で貢献ができるのか。思案する毎日である。今月、妻が中心になってウェブサイトをリニュー...2022.12.08 04:51リノベーション笹原の家笹原茅野市不動産
「仕事がない」というワードについてタイトルのとおり、仕事がない、のである。いや、来週になれば取材もあったりするのだが……。だからつまりは「仕事」ではなく「締め切り」がないのである。いま、発注元に「納品」すべき原稿という「製品」を作らなくていい。この状況を、つまりは「仕事がない」とか、「ヒマだ」とか言うのだと思うけれど。小心者のしがないフリーランスは、不安がないように繕うのに必死なのだ(汗)。なんたって、飯の種がないわけだから。何をやってもお金に直結しないのだから。物価は上がる一方だし、加えて増税さえもメディアで繰り返し囁かれるうちに既定事項になってしまいそうな空気が醸成されつつある中、これは一大事である。ちなみに、前回このような状況になったのはいつだろう。2020年...2022.12.07 02:13雑感photo