早いもので、今年もあと一週間を切ってしまった。
まだ今日このあとも取材があったりするので、年末な雰囲気は感じられないのだけど、ここで1年を振り返っておこうと思う。
今年は、自分的には4月に生涯初めての自動車を買ったのがとても大きな出来事で、ここを境にいろいろなことが転がりだしたように思う。
それまでは車が必要な時はカーシェアを利用していたが、より自由にいろんな場所に行くようになった。信州も、以前は富士見町と東京の往復だけだったのが、伊那方面や佐久方面など、さまざまな土地に行ってみることが楽しみになった。人間こうも変わるものだと、自分でもびっくりだ。
不思議なもので、そのあたりから仕事も忙しくなってきて、絶えず何かしらの案件を抱えていたのだが、コロナ禍が始まったのと同時にパタっと何もなくなってしまった頃と比べたら、よくここまで持ち直したと思うし、周りの方たちにも感謝するしかない。
大きなものでいうと、昨年から継続していた単行本の仕事が終わったのがうれしかった。
組織のチームビルディングを経営学とドラムサークルの第一人者がそれぞれの観点から捉えた画期的な一冊だ。
自分的には、最初から関わっていたわけではなく、最初に取材をしたライターさんが、一文字も執筆することなく事情により降板してしまったようで、、私はまるで2回裏ぐらいから試合終了まで、とにかく試合を成立させるよう任された超ロングリリーフピッチャーのごとく、執筆とその後の調整をしたのであった。
自分自身、単行本を手掛けるのも初めての経験であり、また、どうしても目先の締め切りを優先せざるをなく、最初はなかなかペースが掴めず、かなりのストレスを抱え込んでいた。
リズムの本なのに、肝心のリズムに乗れたのは校了前の一週間ほどだというのは結構な皮肉であった。ここは反省すべきである。
しかし、内容としては、とても面白く、分野の違う人たちが同じ結論に向かって進んでいくさまは、まるでリベラルアーツの神髄を見るようであった。
書いていたらこの話題だけで今回は良さそうな気がしたので、この辺で。
信州から帰ってきて、ギターの練習をした。
ダリル・ホール&ジョン・オーツの1970年代のヒット曲〝Sara Smile〟をモチーフにしたけれど、途中からはほぼ即興だから、どんどんオリジナルからはかけ離れていってしまう。
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