「おっす」
「よぉ」
「寒くなったねぇ」
「この2~3日で特になぁ。雪も降ったし」
「山のほうだとさ、こたえるんだわ。風がもうさ、いてぇんだよな。一番塚ってとこから向こうに行くと、もう雪が消えねぇんだよ。辛いよな」
「そうかい」
「ウチとか余裕ねぇから薪ストーブとか買えねぇしな」
「ウチも電気ストーブなんだけどさ、なんか違うよな。近くに行かねぇと暖かくねぇし」
「近所の家は結構薪ストーブにしてるみたいでさ、みんな煙突つけて、煙が出てんの」
「薪ストーブでもいいやつになるとさ、薪を燃やし尽くすみてぇだな」
「おぉよ。薪をどうすっかってのも問題だよなぁ」
「自分で割れればいいけどな」
「この辺だと●●さんがカラマツやってっから。この前も誰か薪やってる人いないかって聞かれて、紹介しただよ」
「一回薪ストーブにしたら、もうやめられねぇだろ。暖かさが全然違うでなぁ……」
みたいな。
「一番塚、通ったことあるぞ……」なんて思いながら。
信州に行ったときは、帰る前に温泉に入るようにしている。単純に、好きだからだ。
600円~700円ほどで本格的な温泉に入れる(北杜市はちょっと高いかな……)ので、もう東京の銭湯には行けなくなってしまう。
温泉に行ったら、サウナにも必ず入る。これも単純に、好きだからなのだけど、サウナでじっとしていると、地元の方たちの会話が耳に入ってきて、それが結構重要な情報源というか、さまざまなことを知ることができるのだ。
上の会話は、昨日、茅野市の温泉で聞いた会話。
信州というと薪ストーブ、というイメージだが、全員が全員そういうことでもないみたいだ。
また、確かにところどころに雪が残っていたのだが、ここ3日ぐらいのうちに降ったようである。
先日は、クレーン車について話している2人もいた。
「今はさ、ちゃんと免許持ってないとできねぇからな……」
どうも昔は、いろいろと緩かったらしい(笑)。
こんなちょっとした会話も、覚えておくといつか役立つときが……来る、、かな……?
蓼科も雪化粧。空気がピーンと張り詰めているような感じです。週末はまた雪だろうか。
帰ってきて、ギターを練習した。
ニック・ドレイクというイギリスのシンガーソングライターの、〝Northern Sky〟という曲をモチーフにした。今の時期に合いそうだ。
コードは少ないのだが、こういうシンプルな曲はとても難しい。弾きながら、この音を使って大丈夫だろうか、とずっと悩んでいた。
まぁ、練習で迷うのはいつものことなのだが……。
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