ロックダウンの思い出2.0 は、新たな可能性か、あるいは親バカ的心境の序曲なのか 新しい年が明けました。本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。さて、今年初めての(取材関係の)仕事は、『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』の作者、monaca:factory さんのインタビュー。2024.01.05 13:59執筆取材音楽雑感
『ビートルズ作曲術』と、ロックダウンの思い出ここ数年、音楽関係の著者インタビューの連載を担当させてもらっているのだが。先月の本は、野口義修さんの『ビートルズ作曲術』だった。2023.12.27 13:51雑誌音楽取材・執筆
いつかの夢。あるいは、歌い出せない歌手の悲劇切符を買って、地下鉄に乗らないと……。しかし、いつまで経っても、切符が買えないのである。まず、自分が、財布からお金を取り出せない。いくら出せばいいのかもわからない。しかし、なかなか思い通りに動かぬ腕、手、そして指を駆使して、なんとかいくばくかの札とコインを取り出したところで、今度は係員が、どうしていいのかわからないのだ。「ちょっと待って。あそこに行けばわかるかもしれないから、行って聞いてくる」と、彼女は真夜中のロンドン郊外の街の闇の中に消えていってしまった。次の瞬間。なんと私たちは、街の中心の、大きな駅のコンコースにいたのである。ちょうど通勤ラッシュで、ビジネスマンが行き交う中、レコーディングを敢行しているのだ。ヴォーカリストである...2023.10.19 13:44夢音楽物語ギター雑感
ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ。あるいは、分からないこととロマンについて富士見町のお隣、原村を拠点とするムジカ・ロゼッタの古楽コンサート「バッハが弾いた? 幻のチェロを追って」を観てきた。2023.09.24 05:43チェロ古楽原村音楽長野県
灼熱の丘の記憶、または長坂アルバイシン。また今回も久しぶりの投稿になってしまった。前回からの間、特に何もなかったわけではなく、逆にいろんなことがあり過ぎて……ひとつの出来事が自分の中で咀嚼できないうちに、早くも次がやってきてしまうというか、そんな感じだったのだ。まぁでも、ひとつひとつ、書き記していかねば、と考えているので、少しずつ……。「こんどフラメンコの公演を主催するので、取材してください!」と連絡があったのは、ちょうど 1か月ぐらい前。私のことは「富士見 森のオフィス」で知ってくれたらしい。突然のメッセージに驚き、かつ取材(というか記事)にできるものなのかも分からなく、、だけどせっかく連絡をくださったのだから、と当日出かけてみることにしたのである。そんなわけで、フラメ...2023.09.19 03:21北杜市山梨県フラメンコ音楽イベント取材・執筆
「埋め草」でのオープンマイクはセッションに「こんにちは~」と、自動ドアのようで実はそうでない扉をズズっと開けると。そこには、誰もいなかったのである。2023.07.08 15:29ショップ音楽長野県富士見町ギター雑感
ジョヴァンニ・ソッリマ『氷のチェロ物語』を観る「見せ物」として人を呼び、「生命の歌」を聴かせる。率直な印象を言うと、こんな感じなのだ。シチリア出身のチェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマと、氷の彫刻家ティム・リンハートを中心にして行われたプロジェクト〝N-Ice Cello〟を追いかけたドキュメンタリー映画『氷のチェロ物語』を観た。2023.04.02 04:35レビュー映画音楽取材・執筆考える学ぶ