先週は、今年最後の信州であった。
ニュース等でご存知のとおり、日本海側は稀にみる大雪で、その影響で長野県も雪が降り、寒さもとても厳しかった。
そんな中、茅野市笹原の家の片づけ、残家財の処理は大詰めを迎えたのであった。
雪の笹原集落。最後の日はダメ押しのように、さらに降り積もった。
残家財は、これまで少しずつ自分たちで片づけてきたが、今回は業者さんに来てもらい、残りを一気に処分してもらったのだった。
とはいえ、業者さんでも丸二日を要した残家財の処理。一体どれだけのものが溜められていたのか。
引っ越しの際に大量の断捨離をして、「こんなに物があったのか……」と驚く体験をした方も多いのではないか、と思うのだけど、まさにその心境なのである。
物がなくなった屋内。「この部屋って、こんなに広かったのか……」と、引っ越しの際に驚く体験をした方も多いのではないか、と思うのだけど、これもまさにその心境なのである。。
家は南向きなのが救い。光が室内に入ってくるのだ。
しかし、畳を取り払ったら、板の下はすぐに地面……。インナーにボアが入った靴を履いていても、冷えてしまって仕方がないのであった。。
この期に及んで、新たな「開かずの間」を発見……!!
中にはベッドが入っていた。寝室として利用されていたようである。
この縁側兼土間スペースを、どのように使うか。やはり外界との接点として有効利用したい。
というわけで。無事に空となった築百年の古民家。やっとスタートラインに立った感じである。
これから納屋の解体なども予定しているのだが、冬の間は作業もしづらいので、とりあえず作業はひと休み。
春までの間は、この家の運用方法を、本気で考えないといけない。それが具体的にイメージできていないと、リフォームしようにもどこをどうやれば効率的かわからないし、誰か人に知恵を借りたく思ったところで、何をどう相談すればいいのやら、という感じなのだ。
ここからが、本番である。楽しみだ。
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