穂高養生園

今週は、妻と結婚記念日の旅行も兼ねて、安曇野のリトリート宿泊施設、穂高養生園に行ってきた。

※ 実際、書きかけのまま 3週間ほど寝かせてしまったので、、実際は3週間前である。


そこで何をするかといえば、文字通り「養生」するのである。

山の中を拓いて建てた家は、30年ほど前に創業者たちが自らの手で建てたらしい。専門家の指導もあったのだろうが、驚嘆に値する。

晴れた日はテラスが気持ちいい。


庭にあるハーブ園。桜は例年より1週間ほど早く咲いたらしい。


ここで、何をするかといえば、先ほど申しあげたように、「養生」をするのである。

温泉に入り、森を歩き、ヨガもやってみたりするなど。

あるいは、何もせず、ただボーっとする。

そんな時間が、尊いと思える体験に思えたのは、最初は単に妻の付き合い的な感覚ぐらいに捉えていた自分にとって予想外というか、とても新鮮だったのである。

特にヨガなんて、帰ってきてからも続けているほどだ。


これまで、週に1回のペースで信州に来て、安曇野の温泉に入って日帰りで帰ってくる、なんていう慌ただしい日もあったり、あるいは最近はただ仕事(しかもデスクワーク)をしに行くことも多くなっていたことも、新鮮さに拍車をかけた。


ちょうど仕事のきりがいいタイミングで行けたことも大きかった。

着いたその日はまだメールのやりとりがあったので、折に触れてロビーの Wi-Fi を使わせてもらったが、あとは静かに過ごすことができ、最近停滞してしまっていた、賃貸不動産経営管理士の試験勉強も大幅に進んだのであった(勉強したことをブログに記すのをサボってしまっているが……)。


逆に考えれば、このような機会がなければ、俗世間から離れられないというのも、なかなかに不幸な世界である(私もその“不幸”をかなり被っている一人なのであるが)。


食事は、マクロビオティックとのこと。

ここで料理の修業した方は、いろんなところで活躍しているらしい。

毎回、食事の時間にメニューを説明してくれるのだが、俗世間から切り離されたこの場所で、彼らからはちょっとした野心めいたものを(僅かながら)垣間見れたのが、また面白いと思ったりするのだった。

また機会があれば、訪れたいと思う。

私の椅子はどこに

2022年11月に50歳を迎え、第二の人生が始まり、これからいろんなことがドラスティックに変わっていく――。 なんて、勝手に思い込んでいるフリーランス山﨑の、日々雑感です。 編集やライティングの仕事に加え、2021年に宅地建物取引士の資格を取得したので、仕事にも幅を持たせようという話、 あるいは趣味のギターやエンタメなどの話をしていきます。

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